甘いものって中毒。
砂糖を抜いて3日目。思った以上に甘いものへの欲求が強い。朝起きたときから、なんだかちょっと物足りない感じがして、「甘いものが食べたいな…」と思うことが増えてきた。
昼食後に、またしても無意識に「あれ、午後の甘いものタイムが足りない!」と思ってしまう。普段なら、この時間に必ず食べていたお菓子やチョコレート。今日はどうしようかと悩みながら、手に取ったのはデーツボール。甘さに対する期待感が少し満たされるものの、やっぱり普段の甘さとは少し違う。でも、その違いが逆に新鮮だったりもする。
1. 甘さを求める気持ちとその心の変化
「甘いものが恋しい」という気持ち。それは、単に食べたいという欲求にとどまらず、何か心の中で満たしたい部分があるからだと気づく。甘いものを食べることで、満足感を得ることが習慣になっていた自分が、少しずつ変わろうとしている。
それでも、甘さがない世界にはなかなか慣れない。甘いものに対する依存心が、じわじわと顔を出すのを感じる。でも、別に、それでもいいんじゃない?と思ったりもする。
2. 新しい甘さの発見
3日目にして、やっと気づいたことがある。それは、「甘くない食べ物」も意外に楽しめるということ。ヨーグルトにアーモンドバターやオリーブオイルで作るシンプルなサラダが、以前とは違った魅力を持ち始めている。
本来、甘くないはずの食事が、新たな楽しさを持つことに驚く。
3. 砂糖を抜いたことで見えてきたもの
「甘さ」を求める自分に向き合って、極めて自然的な甘さ(糖質)を楽しむようになった。新たな視点から「甘さ」を捉え直すことができるようになった。食べ物の本来の味を楽しむことで、これまで以上に感覚が鋭くなり、新しい美味しさが広がっていく。
心にときめきを与える「甘さ」が砂糖だけではないことも理解し始めている。良い甘さは、身体にも心にも優しいものだと感じる。
4. 3日目の結論:「本当の甘さ」とは何か
心に甘さを送るのは、きっと大切なこと。でも、その甘さが砂糖だけだと思い込んでいたのは、少し狭い視野だったのかもしれない。
良い甘さは、砂糖に頼らずとも心を満たしてくれる。果物の甘みやナッツ、自然の甘さが、こんなにも心地よく感じられることに気づく。
砂糖を抜いて、ほんの少しの甘さを大切にすることで、日々の食事がもっと豊かになり、体も心も軽やかに感じられるようになった。
だからこそ、甘いものが好きなことを否定するつもりはない。でも、砂糖に頼らず、良い甘さを見つけることで、もっと豊かな食生活が送れるということを、もっと多くの人に知ってほしいと思う。
次回 → 砂糖断ち7日目:素材って楽しい
次回も、砂糖なし生活の続きと新たな気づきをお届けします。